【亜州ビジネス編集部】
スマートフォン決済のPayPayは15日、東南アジア3カ国の4つのスマホ決済アプリで支払いを可能にしたと発表した。フィリピンの「Gキャッシュ」と「ハローマネー・バイAUB」、タイの「トゥルーマネー」、マレーシアの「タッチンゴー・イーウォレット」と連携。訪日外国人数が回復に向かう中、需要を取り込む。
PayPayが連携する中国系の決済サービス「アリペイプラス」を導入する加盟店で、東南アジアの4つのアプリを利用できるようにした。訪日客らは自国のアプリでPayPayのQRコードを読み取り、支払うことができる。日本円で入力した代金が自動的に各国の通貨に換算されて決済できるため、加盟店の対応がスムーズになるなどのメリットがある。