【亜州ビジネス編集部】
トヨタの現地法人、トヨタ・モーター・フィリピン(TMP)は17日、移動関連サービスの完全子会社がレンタカー事業を開始したと発表した。1日単位の短期から年単位の長期までの期間で車両を貸し出す。
昨年設立したトヨタ・モビリティー・ソリューションズ・フィリピン(TMSPH)が事業を手掛ける。予約はウェブサイトのほか、首都圏マカティ市に設けた拠点で受け付ける。今後は全国のディーラー網などにも拠点を広げる。小型セダン「ヴィオス」とミニバン「イノーバ」の2車種をそろえており、ヴィオスはレンタル料が1日で3000ペソ(約7600円)、1週間で1万9750ペソとしている。
TMSPHは企業向けの車両管理サービスやシャトル輸送サービスなどを手掛ける。