【亜州ビジネス編集部】
電動バイクを生産・販売するデコ・グリーン・エナジーは、9月までに新工場を稼働させる。生産ラインの設置を進めており、現在の進捗率は95%。完成後の年産能力は5万台で、現在の4〜5倍に拡大する。2023年の販売台数は1万5000台を見込む。ターンセタキットが23日付で伝えた。
同社は台湾の同業、來克電能と提携し、バンコク西郊のナコンパトム県の工場で「デコ」ブランドの電動バイクを生産。昨年末の報道によると、新工場への投資額は約2億バーツに上る。
デコ・グリーンは、衣料品メーカーの地場メーク・トゥー・ウィン・ホールディング(MTW)が台湾の投資家と合弁で2018年に設立した。現在はMTWが85%を出資している。