【亜州ビジネス編集部】
エネルギー省エネルギー政策計画事務局(EPPO)は、電気自動車(EV)の急速充電所を2030年までに2000〜4000カ所に増やす目標を明らかにした。また、すべての充電所の情報を1カ所にまとめる「国家EVプラットフォーム」の開発を進め、EVの普及拡大や、電力需要の把握につなげる。3日付ターンセタキットなどが伝えた。
EPPOは、EV所有者の80%が公共充電所よりも自宅で充電すると予想。この先5〜6年で電力需要のピークが主に夜間に発生する傾向にあるとみている。国家EVプラットフォームが完成すれば、利用者の充電習慣を分析できる上、利用者にとっては充電所の位置情報や予約状況などを一括して確認できるメリットが生まれると期待する。