【亜州ビジネス編集部】
運輸省陸運局の集計によると、2023年上半期の電気自動車(EV、7人乗り以下の乗用車のみ集計)の新車登録台数は3万1514台だった。
ブランド別
◆首位◆中国EV最大手の比亜迪汽車(BYD)が1万1171台でシェア35.4%
◆2位◆中国・合衆新能源汽車の「ナタ汽車(NETA)」=5955台
◆3位◆米テスラ=5095台
◆4位◆中国・上海汽車の「MG」=4995台
◆5位◆中国・長城汽車の「欧拉(オーラ)」=2471台
◆6位◆スウェーデンのボルボ=893台
◆7位◆独BMW=509台
6月のEV新車登録台数は7602台。ブランド別では◆ナタ汽車=2203台◆BYD=1858台◆テスラ=1225台◆欧拉=959台◆MG=933台――の順に多かった。5月まではBYDが首位を堅持していたが、6月はナタ汽車が浮上した。
BYDは22年11月にタイの乗用車市場に参入。小型スポーツ多目的車(SUV)タイプのEV「ATTO3(元プラス)」を発売した。一方、ナタ汽車は22年8月に同タイプの「ナタV」を発表してタイ市場に参入した。