【亜州ビジネス編集部】
富士通ゼネラルは11日、東部チョンブリー県でエアコン用コンプレッサーを生産する関連会社のTCFGコンプレッサー(タイランド)を完全子会社化すると発表した。合弁相手の東芝キヤリアから株式51%を8億2500万バーツで取得する。コンプレッサーの内製化を拡大するほか、開発部門との連携を強化して環境負荷低減に寄与する製品の開発を推進する。
ファンモーター生産子会社のFGA(タイランド)を通じて株式を取得する。今月26日に売買契約を交わし、31日に実行する見通し。
TCFGは2012年設立で、資本金8億7000万バーツ。23年3月期の売上高は52億4600万バーツ、営業利益は2億2000万バーツだった。レムチャバン工業団地に工場を構えている。