【ベトナム】双日と国分、南部ロンアンに4温度帯倉庫を開設

【亜州ビジネス編集部】

双日と、食品・酒類卸売業の国分グループ本社は18日、南部ロンアン省に新設した4温度帯倉庫の操業を開始したと発表した。トラックを保有し、食品の保管から配送まで一貫した温度管理を可能とする低温物流サービスを提供する。

現地物流大手を含む3社で設立した合弁会社が今月10日に稼働させた。ホーチミン市の南西30キロメートルにあるタンドゥック工業団地内に立地。敷地面積は5万8000平方メートル、延べ床面積は3万6000平方メートルで、常温(室温)、定温(10~25度)、冷蔵(0~10度)、冷凍(マイナス25~0度)の4温度帯に対応する。保管能力は3万9000パレットで、配送用のトラックは約70台を保有する予定。

事業を手掛ける合弁会社、ニューランド・ベトナム・ジャパン・ロンアン(NLVJ LA)は昨年3月の設立。双日が51%、国分が44%、現地物流大手ニューランドが5%を出資する。3社はベトナムで食品卸事業を共同運営しており、倉庫の増設で機能を強化する。今回開設した新倉庫は既存倉庫の3倍の規模となる。


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