【タイ】中国・広州汽車のEV部門、9月までに投入モデル発表

【亜州ビジネス編集部】

中国の中堅自動車メーカーである広州汽車集団の電気自動車(EV)部門でタイ進出を計画する広汽埃安新能源汽車(AION)は、タイ市場に投入するモデルを9月までに発表する。タイの政府関係者らが今月半ばに同社の工場を訪問した際、古恵南総経理(社長)が明らかにした。同社にとって初の海外進出となる。

ショールームの数は年内に30カ所を目指す。先月末に現地代理店となるタイ中合弁の新会社ゴールド・インテグレート(泰国錦匯、本社:バンコク)と覚書を締結し、店舗展開の準備を進めている。

AIONはタイでの現地生産も計画。同国の政府高官に対して今年3月、東部に年産10万台規模の工場を設けると表明した。電池関連の事業も含めて13億人民元(約260億円)を投じる方針。タイを足掛かりに近隣国にも進出する。


亜州ビジネスASEAN
https://ashu-aseanstatistics.com/

この記事をSNSでシェア!


一番上へ戻る