【タイ】外国人料金を15年ぶり値上げへ、博物館・遺跡など

【亜州ビジネス編集部】

政府は25日の閣議で、国立博物館や遺跡の入場料金を引き上げる文化省令案を承認した。外国人料金のみを引き上げ、タイ人料金は据え置く。改定は15年ぶりとなる。同日付プラチャーチャート・トゥラキットなどが伝えた。

全国72カ所を対象に入場・サービス料金を改定する。具体的には、主な歴史公園の遺跡では、外国人料金を1人100バーツ(約410円)から120~200バーツに引き上げる。タイ人は20バーツに据え置く。来館者が多いバンコク国立博物館と国立美術館では、外国人料金を200バーツから240バーツに引き上げ、タイ人は30バーツに据え置く。

また今回、東部サケオ県の遺跡や、中部ナコンナヨック県の国立博物館など4カ所を新たに国立博物館・遺跡リストに登録し、入場料の徴収を可能にする。これら収入は考古学基金に納付される。


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