【ベトナム】衛生陶器のASAHI、30年にシェア10%目標

【亜州ビジネス編集部】

衛生陶器メーカーのASAHI EITOホールディングス(旧・アサヒ衛陶)は、2030年までにベトナムの衛生陶器・バスルーム付属品市場でシェア10%を目指すと発表した。今後は経営資源を同国に集中し、オフィスビルや商業施設などの大口案件の獲得を図る。現地総代理店のショールーム数は、現在の24店から来年末までに100店に増やす。

現地で不動産開発が活発化する中、大口顧客の開拓を強化するため、本社とベトナムを横断する形で専門チームを発足する。情報共有や戦略を社内で共有し、機動的な営業支援や迅速な経営判断を可能にする狙い。

今年3月には、不動産開発の地場ヤンコイ・グループとの業務提携を発表している。ヤンコイが手掛ける大規模集合住宅や大型複合開発で自社製品を採用してもらう。


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