【亜州ビジネス編集部】
マレーシア自動車協会(MAA)が発表した2023年7月の国内新車販売台数は、前年同月比27.5%増の6万3676台だった。前月比では1.8%増加。同協会は、各社の新モデル販売が好調だったほか、サプライチェーン(供給網)の改善を背景に納車ペースが上がっていると説明した。ポールタンなどが16日付で伝えた。
内訳は、乗用車が前年同月比30.0%増の5万7939台(前月比4.0%増)、商用車が7.0%増の5737台(同16.6%減)だった。
1〜7月の販売台数は前年同期比12.6%増の42万9807台。乗用車は13.7%増の38万4600台、商用車は4.3%増の4万5207台だった。
7月の生産台数は前年同月比28.4%増の6万6862台(前月比15.2%増)。1〜7月は16.1%増の42万9397台だった。
MAAは7月、予想より好調な販売を受け、年間の販売目標を従来の65万台から72万5000台に上方修正した。過去最高だった22年(72万658台)を上回ると見込む。