【亜州ビジネス編集部】
ミネベアミツミは21日、現地法人のNMBミネベア・タイがタイ発電公団(EGAT)と再生可能エネルギー分野で技術提携すると発表した。カーボンニュートラル(温暖化ガス排出実質ゼロ)の達成に向けて関連技術を共同開発する。
先月に覚書(MOU)を交わした。太陽光発電やエネルギー貯蔵、スマート道路灯、エネルギー管理といったシステムを統合したソリューションを共同で開発する。同公団が持つエネルギー管理システムを使用し、電力コストの削減や電力使用の効率化に貢献する。
両社の提携は、同公団が推進するスマートシティー関連事業の一部となり、北部チェンマイ県の大学キャンパス内で来年半ばにも導入される。
ミネベアミツミはタイ国内の工場でスマート道路灯システムを生産している。