【亜州ビジネス編集部】
トヨタ自動車は22日、ルソン島のラグナ州サンタロサの工場に44億ペソ(約110円)を追加投資すると発表した。新興国向け世界戦略車「IMV」の新型モデル生産を来年にも開始する。
同日は現地法人トヨタ・モーター・フィリピン(TMP)の設立35周年を記念した式典を開催。IMVの次世代「タマラオ」のコンセプト車としてピックアプトラックとジプニー(乗合バス)を披露した。
同法人は1988年設立。現在は工場で小型セダン「ヴィオス」とIMVのミニバン「イノーバ」を生産し、年産能力は5万4000台に上る。22年の生産台数は4万9862台、販売実績は17万4106台。同年に累計生産100万台と累計販売200万台を達成した。