【亜州ビジネス編集部】
三井不動産は24日、ケダ州クリムの物流施設事業「クリムロジスティクスハブ」に参画すると発表した。現地企業と合弁を組み、まず来月にも第1期として延べ床面積2万2000平方メートルの施設を完成させる。同社の物流施設参画はマレーシアで初めて、東南アジアではタイに次ぐ2カ国目となる。
現地法人のマレーシア三井不動産が大手物流会社のPKTロジスティクスグループとの間で共同事業契約書を締結した。合弁会社のクリムロジスティクスハブを通じて開発する。
敷地面積は6万2500平方メートル。電子産業が集積するクリム・ハイテク工業団地(KHTP)に近接し、ペナン港やペナン国際空港へのアクセスが良好な高速道路沿いに立地する。第2期開発では延べ床面積1万4000平方メートルの建屋を設ける予定で、来年以降に着工する。