【亜州ビジネス編集部】
ジャカルタ中心部と南郊の西ジャワ州デポック、東郊の西ジャワ州ブカシを結ぶ軽量軌道交通(LRT)「ジャボデベックLRT」の開業式典が28日、ジョコ大統領が出席して行われ、営業運転が始まった。
路線は中央ジャカルタ市ドゥクアタス駅から南に伸び、東ジャカルタ市のチャワン駅で枝分かれし、東はブカシのジャティムルヤ駅に、南はデポックのハルジャムクティ駅に至る。総延長41.2キロメートル、全18駅。
国営鉄道車両メーカー、インダストリ・クレタ・アピ(インカ)が製造した車両を使用し、国鉄クレタ・アピ・インドネシア(KAI)が運営する。建設費は32兆6000億ルピア(約3100億円)。
利用者の拡大を目指し、政府が補助金を出して、運賃を9月末まで一律5000ルピア、以降24年2月末まで最高2万ルピアに抑える。