【亜州ビジネス編集部】
野村不動産は30日、三菱商事と共同で、不動産開発最大手ビンホームズが手掛ける都市開発事業「グランドパーク・プロジェクト」の第3期開発に参画し、最終街区の販売を開始したと発表した。総戸数は9674戸。同事業への参画は第2期開発に次ぐ2件目となる。
同事業は市の中心部から東に20キロメートルほど離れた地域に、20万人が集う都市を開発するもの。オフィスや住宅、スポーツ施設、商業施設、学校、病院などを建設する。新たに参画した第3期は敷地面積8万7000平方メートルで、住宅9490戸と店舗併用住宅184戸を設ける。今年から2026年にかけて完成、引き渡しを予定する。
ビンホームズはコングロマリット(複合企業)大手ビングループの中核企業。同事業の全体の敷地面積は271万平方メートルで、全区画の完成は26年を予定する。第1期の引き渡しは21年に始まった。