【亜州ビジネス編集部】
タイ投資委員会(BOI)は12日、今月6~8日に東部の経済特区「東部経済回廊(EEC)」で開催した工業用部品メーカーの展示会「サブコン・タイランドEEC」で、848組の商談が成立したと発表した。契約額は73億バーツ。政府が投資を促進する電気自動車(EV)やスマート電子、ロボットなどの分野でタイに生産拠点を設ける企業が増加傾向にあり、目標(600組、20億バーツ)を大きく上回る盛況ぶりだった。
EEC域内でのサブコン開催は今年で2回目。会場はチョンブリー県の展示会場「パタヤ・ノンヌット・インターナショナル・コンベンション&エキシビション・センター(NICE)」で、約5800人が来場した。来年は9月4~6日の開催を予定している。一方、「サブコン・タイランド」は5月15~18日にバンコク東部の展示会場「バンコク・インターナショナル・トレード&エキシビション・センター(BITEC)」で開催を予定する。
サブコン・タイランドEECは昨年8月24~26日に初めて開催した。414組の商談が成立し、契約額は14億5000万バーツ。新型コロナウイルス流行からの経済回復を反映し、目標(400組、12億バーツ)を上回る盛況ぶりだった。