【亜州ビジネス編集部】
運輸省陸運局の集計によると、2023年9月の電気自動車(EV、7人乗り以下の乗用車のみ集計)の国内新車登録台数は6839台だった。ブランド別では、7月に新モデルの納車を開始した中国EV最大手の比亜迪汽車(BYD)が3235台でシェア47.3%を占め、3カ月連続で首位だった。
2位以下
◆中国・上海汽車の「MG」=1214台
◆中国・合衆新能源汽車の「ナタ汽車(NETA)」=854台
◆中国・長城汽車の「欧拉(オーラ)」=650台
◆米テスラ=375台
◆スウェーデンのボルボ=171台
◆独BMW=166台
◆中国・北京宏瑞汽車科技の「ボルト・シティーEV」(中国名「小虎」)=41台
◆中国・広州汽車の「AION」=31台
1~9月のEV新車登録台数は4万9997台
◆BYD=1万8038台
◆ナタ汽車=9294台
◆MG=8400台
◆テスラ=6597台
◆欧拉=4362台
BYDは22年11月にタイの乗用車市場に参入し、小型スポーツ多目的車(SUV)タイプのEV「ATTO3(元プラス)」を発売。23年7月には小型車「ドルフィン(海豚)」の納車を開始した。一方、ナタ汽車は22年8月に小型SUVの「ナタV」を発表してタイ市場に参入した。