【亜州ビジネス編集部】
交流サイト(SNS)を活用したマーケティングを手掛けるラバブルマーケティンググループ(本社:東京都港区)は、飲食店のマレーシア進出を支援する合弁会社を首都圏セランゴール州に設立したと発表した。海外出店を希望する飲食事業者に対し、期間限定で試験店舗を設けるためのサービスを総合的に提供する。
合弁会社テイストフードジャパンを資本金100万リンギ(約3200万円)で設立した。ラバブルの他、◆出店コンサルティングのVIDA Corporation(ヴィダコーポレーション、本社:東京都渋谷区)◆店舗仲介などのプログレッソディレクション(本社:東京都中央区)◆飲食事業などのザクロス(本社:東京都文京区)――が出資する。
ヴィダなどと共同で8月に開始した「お試し出店サービス」を現地で展開する。出店希望の事業者に対し、必要な戦略の策定やテナント紹介、内装・仕入れなどの業者の手配、集客のためのマーケティングなどをワンストップで提供する。これまで丼チェーン店 「伝説のすた丼屋」のマレーシア進出となる期間限定出店を支援した実績がある。