【亜州ビジネス編集部】
ブリヂストンは27日、タイのタイヤ生産拠点を再編すると発表した。バンコク北郊のランシット工場での生産を同日付で終了。トラック・バス用ラジアルタイヤの生産を東部チョンブリー県の工場に集約し、競争力を強化する。
ランシット工場は1967年設立。先月末時点で1070人を雇用しており、1日の生産能力は、過去に生産していた乗用車用ラジアルタイヤが2280本(2021年末時点)、トラック・バス用が2100本(昨年末時点)だった。乗用車用の生産は、昨年6月までに中部サラブリー県のノンケー工場に集約している。