【タイ】今月末開幕の自動車エキスポ、40ブランドが出展

【亜州ビジネス編集部】

今月30日に開幕する自動車展示販売会「第40回タイランド・インターナショナル・モーターエキスポ」について、主催のインターメディア・コンサルタンツ(IMC)は、自動車の出展ブランドが40に達することを明らかにした。日本や欧州のブランドに加え、今年はタイ市場への新規参入が相次ぐ中国ブランドの出展数が増加。電気自動車(EV)の新モデル投入などが予定されている。1日付プラチャーチャート・トゥラキットなどが伝えた。

自動車の他に22のバイクブランドや、ボート、ドローンなどの企業も出展する。全体の展示面積は8万平方メートル。自動車では米テスラが初参加するなどEVの出展が増える。インターメディアのチャラッチャイ副社長は、自動車受注のうちEVを含む電動車の割合が30%を超える見通しを示した。

中国の自動車ブランドでは、昨年も参加した比亜迪(BYD)や上海汽車「MG」の他、新規参入の広州汽車「AION」や長安汽車など約10ブランドが出展。中国各社はブースの面積を広く確保しており、BYDはブランド別最大の1806平方メートルを利用する。また、長城汽車とMG、AIONは、ホンダなどと同じ1548平方メートルを確保し、トヨタ(レスサスを除く)の1720平方メートルに次ぐ3番目の広さとなる。

会場はバンコク北郊ノンタブリー県の展示会場「インパクト」で、会期は12月11日まで。前年開催の第39回は134万人が来場し、受注台数は自動車が3万6679台(うちEVは5800台)、バイクが6089台だった。


亜州ビジネスASEAN
https://ashu-aseanstatistics.com/

この記事をSNSでシェア!


一番上へ戻る