【亜州ビジネス編集部】
大手財閥チャロン・ポカパン(CP)グループ傘下のディスカウントストア(DS)「ロータス」は6日、国内100店舗に電気自動車(EV)充電所を開設したと発表した。買い物客の利便性を高め、クリーンエネルギーの利用を促進。温室効果ガスの排出削減を支援する。
同グループの再生可能エネルギー子会社アルターヴィムと提携し、EV充電所「アルターヴィム・スーパーチャージ」を展開。昨年11月にバンコク北郊ノンタブリ県の店舗で試験運用を開始した後、100店舗での開設を目標に、全国で設置拡大を進めていた。
ロータスは配送用トラックの電動化や、電動バイク向けの電池交換所の開設なども進めており、2030年までに温暖化ガス排出量を実質的にゼロにする「カーボンニュートラル」の実現と、50年までに環境負荷をゼロにする「ネットゼロ」を目指している。