【亜州ビジネス編集部】
丸紅とレント(本社:静岡市駿河区)は7日、ジャカルタ西郊に建設・産業機械レンタルの合弁会社を設立し、来月にサービスを開始すると発表した。現地企業EXXAキャピタルとの3社合弁で、各社のネットワークを掛け合わせて豊富な製品ラインアップを提供し、多様化する建設現場のニーズに応えるとしている。
バンテン州タンゲラン市で先月にマックスレント・インドネシアを設立した。インドネシアではインフラ開発への積極投資が続き、建設市場が拡大する一方、安全性や品質面で信頼のおける機材のラインアップは限られている。このため建設・産業用機械を使用する現場のニーズに応え切れていない課題があるという。合弁会社は安全機能を備え、適切に整備されたさまざまな機材を提供し、需要を取り込む。
インドネシアは東南アジアで2カ国目の進出先となる。丸紅とレントは昨年10月、ベトナム・ハノイ市にマックスレント・ベトナムを立ち上げ、建設・産業機械のレンタル事業を開始した。