【亜州ビジネス編集部】
TOPPANホールディングスは16日、建装材印刷メーカーのジョイフル（本社：ドンナイ省ビエンホア市）と資本業務提携したと発表した。先月に当局の認可を得ており、今月から販売・マーケティング活動での相互協力など協業事業を本格始動する。家具などに使う化粧紙・フィルムの生産販売で提携関係を強化し、東南アジアで事業拡大を図る。
TOPPANは2019年にジョイフルとデザインライセンス契約を交わし、グループの特定のデザインを使う権利を付与。ジョイフルは契約に基づき、家具やインテリア部材などの表面にラミネートする化粧紙・フィルムを印刷・供給してきた。今後はTOPPANのデザイン開発力や技術力と、ジョイフルが持つ生産力や東南アジアのネットワークを融合し、提供する製品の品質向上などを通じて事業を拡大する。
