【亜州ビジネス編集部】
建設業向けDX(デジタルトランスフォーメーション)サービスのスパイダープラス(本社: 東京都港区)は24日、ハノイ市に子会社を設立すると発表した。同社は建設現場の図面や写真を一元管理できるアプリを開発・販売している。ベトナムでの子会社設立により、現地の日系建設会社などへの販売を強化し、東南アジアでの事業拡大を加速する。
全額出資でスパイダープラスベトナム(仮称)を設立する。資本金は100億ドン(約6100万円)を予定。来年4月にも事業を開始し、ベトナムや周辺国で自社DXサービスの販売や、導入・運用支援を行う。
スパイダープラスは海外展開を積極的に進めており、特にベトナムとタイに力を入れているという。今年5月にはベトナム語の顧客サポートも開始した。