【亜州ビジネス編集部】
繊維と工業製品を主軸とする商社のGSIクレオス(本社:東京千代田区)は12日、ハノイに現地法人を設立し、来月に営業を開始すると発表した。駐在員事務所をおいているが、繊維事業でベトナムの重要性が増す中、営業活動ができる体制を現地に構築する必要があると判断した。現法設立に伴い工業製品事業も積極展開する。
今月1日付でGSIクレオスベトナムを設立。資本金は200万米ドルで、GSIクレオスが全額出資した。インドなど他のアジア拠点と連携しながら東南アジア事業の拡大を加速する。
同社は15年に北部ハイズオン省、18年にハノイに駐在員事務所を開設し、主に繊維事業のサポート拠点としている。現法設立に伴いハノイの事務所は閉鎖する。