【タイ】コスモと政府系製油、環境配慮型の潤滑油投入を検討

【亜州ビジネス編集部】

コスモエネルギーホールディングスは15日、環境に配慮した潤滑油のタイでの販売について、政府系の製油大手バンチャーク・コーポレーションと共同検討すると発表した。コスモが持つ開発技術とバンチャークの生産・供給インフラを活用して市場を開拓し、脱炭素化と廃油削減を推進する。

傘下のコスモ石油ルブリカンツを通じて先月に覚書を交わした。植物性由来の基油を使用した潤滑油製品や廃油削減効果の高い潤滑油製品などの市場開拓で協業を検討する。

コスモエネルギーグループは、持続可能な航空燃料(SAF)事業でもバンチャークと提携している。バンチャークが来年末に商業生産開始を予定するSAFの一部を、コスモ石油が10年間にわたって輸入する計画。今月初めに枠組み合意書を交わした。


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