【亜州ビジネス編集部】
三菱地所は18日、バリ島で高級アウトレットモールを合弁開発すると発表した。総事業費は約145億円。現地企業と組んで来年に着工し、2026年春ごろの開業を目指す。同島で初の大規模な高級アウトレットになるという。
現地で複合型リゾート開発を手掛けるバリタートルアイランドデベロップメントと折半出資で事業を手掛ける。ングラライ国際空港から車で15分ほどの敷地4万7000平方メートルを利用。地上3階、地下1階建ての商業施設を設ける。建物は現地の伝統家屋などから着想を得たデザインを採用。海外ブランドや地場ブランドの約150店舗が入居する。
三菱地所のインドネシアでのアウトレットモール開発は、ジャカルタ近郊で今月に開業した店舗に次ぐ2件目となる。