【中国】ソフト業界売上高14%増、1~11月で全国220兆円超え

【亜州ビジネス編集部】

1~11月のソフトウエア業界売上高は、中国全体で前年同期比13.9%増の11兆447億人民元(約220兆5600億円)に達した。利益総額は12.9%増の1兆3033億人民元を計上している。工業情報化部が25日に報告した。

情報技術サービス収入は15.1%増の7兆3243億人民元(ソフトウエア業界売上高全体の66.3%)に伸びている。うちクラウドコンピューティングとビッグデータサービスの1~11月売上高は、15.0%増の1兆1232億人民元(情報技術サービス収入全体の15.3%)に上った。また、電子商取引プラットフォーム向け技術サービスは8.7%増の1兆220億人民元、半導体集積回路(IC)設計は7.2%増の2787億人民元を売り上げている。

ソフトウエア製品などの販売も伸びた。1~11月の年初来累計で11.3%増の2兆5862億人民元(ソフトウエア業界売上高全体の23.4%)。うち産業ソフトウエア製品は12.2%増の2509億人民元を販売している。

一方、ソフトウエア業界の海外輸出は低迷した。11カ月で3.8%減の449億5000万米ドル(約6兆3960億円)に落ち込んでいる。


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