【亜州ビジネス編集部】
マツダセールス(タイランド)は10日、2023年の新車販売台数が1万6544台だったと発表した。前年から47.7%減少。国内で急速に普及が拡大している電気自動車(EV)に市場を奪われた。24年はアフターサービスの強化などで来店客数、販売台数の拡大を図る。
23年の販売は乗用車が8718台、スポーツ多目的車(SUV)が6982台など。
モデル別
◆乗用車「マツダ2」が7834台で最多
◆同「マツダ3」=884台
◆SUV「CX-30」=3254台
◆同「CX-3」=2389台
◆同「CX-8」=999台
◆同「CX-5」=340台
◆ピックアップトラック「BT-50」=834台
◆スポーツ車「MX-5」=10台
他に高級モデル「マツダ6」のデビュー20周年を記念した特別仕様車の予約を受け付け、74台を受注した。
24年の国内新車市場については、前年から横ばいの75万~80万台と予測。観光業の回復などを背景に国内消費が拡大し、販売を押し上げる要因になると見込む。