【亜州ビジネス編集部】
エネルギー規制委員会(ERC)は10日、2024年1~4月の電気料金を1ユニット(キロワット時)当たり平均4.18バーツとすることを決めた。当初は平均4.68バーツとしていたが、企業や市民の負担を軽減するため引き下げを決めた。前期(23年9~12月)からは4.8%の引き上げとなる。同日付ポストトゥデーなどが伝えた。
同委員会は4カ月ごとに料金を見直しており、引き上げは3期ぶりとなる。ただ、消費量が少ない家庭では引き上げが見送られる。政府は先月19日の閣議で、1カ月の使用量が300キロワット時(kWh)以下の家庭の電気料金を平均3.99バーツに据え置くことを承認した。
前期の電気料金は平均3.99バーツ。当初は4.45バーツだったが、企業や市民の負担を軽減するため政府が引き下げた。