【亜州ビジネス編集部】
ID&Eホールディングスは22日、傘下の日本工営がタイでスマート駐車場運営のジョーウイット・グローバルに出資参画すると発表した。ジョーウィットの駐車場管理システムの運用を本格化し、駐車場利用ビッグデータを活用した事業の創出を共同で進める。
ジョーウィットは23年末時点で30カ所の駐車場を運営している。日本工営は、データ収集・分析に必要な枠組みの構築、データの分析などで協力。バンコクに点在する駐車場から収集したデータを解析し、決済システムの高度化やアプリを通じた利用者への即時情報提供を通じて、駐車場利用調整・促進などを行う。駐車場事業の収益性向上や環境負荷の低減などにつなげる。
ジョーウィットは2017年設立で、資本金は100万バーツ。自社開発の駐車場管理システムを使って駐車場を運営している。
