【タイ】23年の外国人事業667件、投資1275億バーツ
日本が最大

【亜州ビジネス編集部】

商務省流通事業開発局の発表によると、外国人事業委員会が2023年に認可した外国資本による投資事業は667件、総額1275億3200万バーツとなり、前年比でそれぞれ14%増、1%減だった。新規雇用は30%増の6845人。国・地域別では日本からの投資が最大だった。

外国人事業法で外国資本(出資比率50%以上)の参入が原則禁止されている業種のうち、サービス業などの一部は同委員会が認可すれば投資が可能になる。天然ガスパイプライン敷設や石油掘削、鉄道システムに関連するサービスなど技術移転につながる事業が認可された。

国・地域別では日本が137件(321億4800万バーツ)で最大。これにシンガポールが102件(254億500万バーツ)、米国が101件(42億9100万バーツ)、中国が59件(160億5900万バーツ)、香港が34件(173億2500万バーツ)で続いた。

東部の経済特別区「東部経済回廊(EEC)」への投資は計134件、総額386億1300万バーツとなり、それぞれ全体の20%、30%を占めた。


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