【亜州ビジネス編集部】
タイ投資委員会（BOI）の発表によると、2023年の投資認可額は前年比23％増の7501億2900万バーツ、認可数は53％増の2383件だった。政府が投資促進を図る重点産業の認可額は5300億4700万バーツで、全体の71％を占めた。うち電気・電子が2701億6100万バーツで最大。これに農業・食品加工が815億6800万バーツ、自動車・部品が660億6900万バーツで続いた。
認可額全体のうち、東部の経済特別区「東部経済回廊（EEC）」内の事業は3261億900万バーツだった。中国の長安汽車と広州汽車の電気自動車（EV）工場建設などの事業があった。
一方、23年の投資申請額は43％増の8483億1800万バーツ、申請数は16％増の2307件だった。
