【亜州ビジネス編集部】
JFEエンジニアリングは8日、東ソーと三井物産の現地合弁会社から、ジャワ島西部のバンテン州で塩化ビニール樹脂原料向け貯蔵設備の増設工事を受注したと発表した。9月に着工し、2024年度中の完成を予定する。
現地で塩ビ樹脂工場を操業する合弁会社のスタンダード・トーヨー・ポリマーから受注。現地法人のJFEエンジニアリングインドネシア（JFEEI）を通じて、塩化ビニールモノマー（VCM）の貯蔵に使う球形タンクのEPC（設計・調達・建設）を手掛ける。JFEエンジニアリングは、21年にスタンダードから塩ビ樹脂工場の設備拡張工事も受注している。
