【タイ】ホンダの23年バイク販売、6%増の147万台

【亜州ビジネス編集部】

ホンダのバイク事業の現地法人タイホンダは、2023年のバイク販売台数が前年比6%増の147万台だったと発表した。年初に目標とした138万台を上回り、35年連続で国内首位を維持。市場全体の成長率が4%にとどまる中、オートマチック車の販売が好調でシェアを伸ばした。24年は市場全体が7~10%縮小し、同社の販売は8~11%落ち込むとみている。

23年のモデル別販売は、ファミリー車「ウェーブ110i」が51万1699台で最多。これに同「ウェーブ125i」が25万4141台、オートマチック車「スクーピー」が21万8113台で続いた。排気量400cc以上の大型車は7%増の7035台。「CB500X」と後継機「NX500」の合計販売台数が2523台で最も多かった。

24年は市場全体が7~10%減の170万~175万台に縮小する見通し。世界経済の不確実性の高まりや、国内の金融関連規制の強化、家計債務の増加などが懸念され、消費者が購入を遅らせるとみている。ホンダ車の販売は、8~11%減の130万~135万台と予測した。


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