【タイ】旭化成、不織布事業を三井化学との合弁に譲渡

【亜州ビジネス編集部】

旭化成は8日、タイで展開している紙おむつやマスクなどの素材となるスパンボンド不織布事業を、三井化学との共同新設分割により新会社に継承させたと発表した。

昨年10月に設立した新会社エム・エーライフマテリアルズ(本社:東京都中央区)に、旭化成の現地子会社、旭化成スパンボンド(タイランド)の全保有株を継承させた。株式譲渡後の出資比率は、エム・エーライフが83.1%、現地の大手財閥サハ・グループが16.9%となる。

エム・エーライフの資本金は5億円で、出資比率は三井化学が60.6%、旭化成が39.4%。両社が手掛けるスパンボンド不織布の研究開発(R&D)や生産事業を統合することで、アジアでの事業基盤の強化・拡大を図る。


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