【亜州ビジネス編集部】
広告代理店各社が加盟するタイ・メディア代理店業協会(MAAT)は、2023年の国内の総広告支出が前年比1.6%増の1116億100万バーツだったと明らかにした。全9媒体のうち、屋外や映画などが2桁増となり、全体をけん引。一方、全体の5割弱を占めるテレビは3.9%減と落ち込んだ。21日付クルンテープ・トゥラキットなどが伝えた。
6媒体がプラス
◆インターネット=5.0%増の306億1700万バーツ
◆屋外=16.3%増の91億1600万バーツ
◆交通=16.3%増の74億3800万バーツ
◆ラジオ=8.0%増の35億2400万バーツ
◆映画=15.0%増の28億3500万バーツ
◆雑誌=8.6%増の6億9500万バーツ
3媒体はマイナス
◆テレビ=3.9%減の545億7700万バーツ
◆新聞=18.7%減の19億2200万バーツ
◆店内=2.8%減の8億7600万バーツ
同協会は24年の総広告支出を2.6%増と予測。
◆インターネット=10.0%増
◆屋外=8.0%増
◆交通=8.0%増
◆店内=5.0%増
◆ラジオ=1.5%増
◆映画=1.0%増
◆雑誌=1.0%増
一方、下記の2媒体がマイナスになるとみている
◆テレビ=2.5%減
◆新聞=16.0%減