【亜州ビジネス編集部】
商務省流通事業開発局の発表によると、2024年1~2月の会社設立登記数は前年同期比1.6%増の1万7270社だった。電気自動車(EV)や電子商取引(EC)の普及拡大を追い風に、充電所など関連企業の設立が活発化しているという。
業種別では建設業(1378社)、不動産業(1311社)、飲食業(743社)の順に多かった。全体の登録資本金総額は14.5%増の457億9441万バーツだった。
一方、全体の倒産数は12.4%減の1898社で、建設業(192社)、不動産業(100社)、飲食業(71社)の順に多かった。資本金総額は11.7%減の63億6129万バーツだった。
23年の登記数は前年比11.5%増の8万5300社だった。前年を上回るのは3年連続。新型コロナウイルスの影響が薄れる中で、観光業の回復などを追い風に10年ぶりの高水準となった。