【タイ】自動車ショーが27日開幕、受注15~20%増へ

【亜州ビジネス編集部】

自動車関連イベントを企画・運営するグランプリ・インターナショナルは、自動車展示・販売会「第45回バンコク国際モーターショー」を3月27日~4月7日に開催すると発表した。ベトナムの国産電気自動車(EV)メーカー、ビンファストなど新たなEVブランドも出展を予定しており、消費者の選択肢が増えると期待。受注台数と来場者数は昨年の前回開催に比べ15~20%増を見込む。12日付ターンセタキットなどが伝えた。

展示面積は7万6000平方メートル以上で、自動車36ブランドとバイク14ブランドの計50ブランドが出展を予定する。EVではタイ進出前のビンファストや中国・吉利汽車の「ジーカー」、小鵬汽車(エックスポン)、進出済みの比亜迪(BYD)や広汽埃安新能源汽車(AION)、長安汽車、合衆新能源汽車の「ナタ汽車(NETA)」、朋克汽車の「ポッコ」などが出展する。

企業別のブース面積は、トヨタ(レクサスを含む)の2808平方メートルが最大。自動車ではこれにBYDと独BMW(ミニを含む)が2538平方メートルで続く。ホンダは自動車で1512平方メートル、バイクで1134平方メートルを使用する。

会場はバンコク北郊ノンタブリ県の展示会場「インパクト」。昨年開催の前回は受注台数が4万5983台、来場者数が約162万人だった。


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