【タイ】24年のスマホ出荷3%増へ、5G端末に買い替え需要

【亜州ビジネス編集部】

香港の調査会社カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチは、2024年のタイのスマートフォン出荷台数が前年比3%増加するとの予測を明らかにした。政府が取り組むデジタル化の進展を背景に、低価格化が進む第5世代(5G)端末や、人工知能(AI)など新技術を搭載した機種への買い替えが進むとみている。14日付バンコクポストなどが伝えた。

消費者の生活様式の変化に伴い、より高性能なカメラや新しいデザインを備えたスマホの需要が高まる見通し。特にストレージや電池の大容量化が進む低価格帯の機種の販売増に期待できるとしている。最低賃金の引き上げも市場の成長を後押しする要因になると見込む。

23年の出荷台数は2%増だった。年末に向けて消費者心理が改善し、特に200米ドル未満の価格帯で17%増加した。一方、200米ドル以上の価格帯は落ち込んだ。


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