【亜州ビジネス編集部】
コングロマリット(複合企業)大手ビングループは、都市開発やインフラなどの分野で三菱商事と包括的戦略提携に向けた覚書(MOU)を締結したと発表した。これまでに傘下の不動産開発大手ビンホームズを通じて、三菱商事と不動産分野で戦略提携を締結しており、今回の覚書によりさらなる協力拡大を図る。
ビンホームズと三菱商事は、ハノイ市とホーチミン市で都市開発事業を共同で手掛けてきた。今後は環境に優しい最先端技術の導入などでも協力し、環境配慮型のスマート都市開発を推進する。その他の分野でも協力可能性を検討し、両社の強みを最大限に発揮できる協力関係の構築を目指す。