【亜州ビジネス編集部】
タイ国政府観光庁(TAT)は、タイ正月(水かけ祭り、ソンクラーン)連休を含む4月1~21日の観光収入が525億バーツに達するとの予測を明らかにした。ソンクラーンがユネスコの無形文化遺産に登録されたことを受け、政府が同期間に全国で関連キャンペーンを開催しており、観光収入を押し上げると見込む。23年は5日間の連休で130億バーツだった。バンコクポストなどが伝えた。
2024年の21日間の観光収入は、地域別で◆東部=106億バーツ◆バンコク=99億バーツ◆北部=97億バーツ◆南部=77億バーツ――などと推計。
旅行者数
◆東北部=373万人
◆中部=343万人
◆東部=278万人
◆南部=139万人
◆バンコク=130万人――などと予測した。
全国のホテル稼働率は平均78%を見込む。予約が好調な東部と南部のビーチリゾートが全体をけん引するとみている。バンコクは74%と予測した。北部チェンマイは大気汚染が悪化しているものの、82%に達するとみている。