【中国】1~3月乗用NEV販売、「8万~10万元」が5.8倍と伸び最大

【亜州ビジネス編集部】

業界団体の中国汽車工業協会(CAAM)が10日発表した統計データによると、価格帯別で見た新エネルギー乗用車(乗用NEV)の今年1~3月の販売台数で、8万~10万人民元(約170万~210万円)が最大の伸びを示した。同価格帯の販売台数は前年同期比476.3%増の15万6000台に達している。

一方、販売台数が最も多かった価格帯は15万~20万人民元。販売台数は18.2%増の53万5000台に伸びた。

他の価格帯も総じて増加。

8万人民元以下が1.0%増の12万5000台

10万~15万人民元が42.1%増の25万5000台

25万~30万人民元が44.3%増の10万4000台

30万~35万人民元が75.6%増の22万1000台

35万~40万人民元が20.6%増の28万6000台

50万人民元以上が251.0%増の3万8000台に拡大している。

半面、20万~25万人民元は4.9%減の20万9000台、40万~50万人民元は13.1%減の5万6000台に下向いた。

NEV全体の販売台数は1~3月に、前年同期比31.8%増の209万台に拡大している。新車販売に占める比率は31.1%で推移した。


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