【マレーシア】3月の新車販売9.9%減、年初来初の7万台超えも

【亜州ビジネス編集部】

マレーシア自動車協会(MAA)が発表した2024年3月の国内新車販売台数は、前年同月比9.9%減の7万1052台。前年同月は税優遇終了前の駆け込み納車で月次として過去最多を記録しており、ベース効果でマイナスとなった。ただ3月末に年度末を迎える多くのメーカーが販促を行ったことで、年初来で初めて7万台を超えた。ラマダン(断食月)終了に向けた販促もあり、前月比では10.5%増。

車種別では、乗用車が前年同月比8.1%減の6万4760台、商用車が20.8%減の6292台だった。第1四半期の販売台数は前年同期比5.0%増の20万2245台。乗用車は7.6%増の18万4994台、商用車は15.9%減の1万7251台だった。

一方、3月の生産台数は前年同月比12.0%減の6万6923台。乗用車は11.1%減の6万3778台、商用車は27.5%減の3145台だった。

MAAは、4月の販売が3月を下回ると予想。各種販促の反動減が出るほか、ラマダン(断食月)明け休暇で営業日が少ないためとしている。


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