【亜州ビジネス編集部】
タイ投資委員会(BOI)は24日、来月15~18日に開催する工業用部品メーカーの展示会「サブコン・タイランド」に、中国の自動車大手7社が参加すると発表。日本の自動車大手なども出展する。自動車や電気自動車(EV)をはじめ、電子、ロボット、医療機器などのメーカーと国内部品メーカーの商談会などを開催し、政府が投資促進を図る重点産業のサプライチェーン(供給網)の構築を支援する。9000組以上の商談成立と、200億バーツ以上の契約を見込んでいる。
世界45カ国・地域から2200ブランドが出展する予定。展示面積は2万5000平方メートル以上で、来場者数は4万7000人を見込む。
出展予定の中国の自動車ブランド
◆比亜迪(BYD)
◆上海汽車の「MG」
◆長城汽車
◆長安汽車
◆広汽埃安新能源汽車(AION)
◆合衆新能源汽車の「ナタ汽車(NETA)」
◆奇瑞汽車(チェリー)
会場はバンコク東部の展示会場「バンコク・インターナショナル・トレード&エキシビション・センター(BITEC)」。当日は、オートメーション機器・ロボットの展示会「インターマック」も同時に開催する。サブコンの昨年5月の前回開催は160社以上が出展し、商談成立は8500組以上、契約額は200億バーツだった。