【亜州ビジネス編集部】
インテリア専門商社のサンゲツ(本社:名古屋市西区)は10日、オフィスや商業施設の内装デザイン・施工を手掛けるD’パーセプションを買収すると発表。持ち株会社のDP SPVから株式70%を取得する、取得額は非公表。インテリア商品の開発などに強みを持つ自社グループとの協業を進めることで、東南アジアを中心にアジア全域での事業拡大を図る。
D’パーセプションは1985年設立で、資本金は174万3000シンガポールドル(約2億円)。シンガポールを中心に東南アジアで企画・設計から内装工事まで一貫したサービスを提供している。
サンゲツは、東南アジアでインテリア商材販売を手掛ける子会社のグッドリッチ・グローバルをシンガポールに構えるほか、域内ではタイ、ベトナム、マレーシアにも販売拠点を展開している。