【アセアン】ミネベアミツミ、カンボジア第2工場を建設へ

【亜州ビジネス編集部】

ミネベアミツミはカンボジアに現地の第2工場を建設すると、10日発表した。着工は今年度中、2027年度中の一部稼働開始を予定する。ベアリングを組み込んだ自動車や産業機械向け部品の生産能力を増強し、市場拡大に対応する。

プノンペン北西のポーサット州クラコー郡に建設する。このほど敷地50万平方メートルの賃貸契約を締結した。

同郡では現地企業と共同で出力50メガワット(MW)規模の太陽光発電所を建設中。26年1月の稼働開始予定で、自社の既存工場と将来の工場拡張で必要となる電力を全て再生可能エネルギーで賄えるようにする。

同社は11年にプノンペンで第1工場の操業を開始し、ベアリングや小型モーターなどの電子部品を製造。これまでも需要拡大に応じて工場棟を増設してきた。今年3月末時点の従業員数は約7000人に上る。


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