【亜州ビジネス編集部】
食品大手ベタグロ・グループは、中部ロッブリー県の工場でペットフードの生産を増強すると発表。年産能力を11万トンに引き上げる計画で、国内外で高まる需要を取り込む。
倉庫管理を効率化するための自動保管・回収システムなども導入し、特に犬・猫用の健康志向の高級ペットフードに力を入れる方針。同社は現在、「キャット・エヌ・ジョイ」「パーフェクタ」「ドッグ・エヌ・ジョイ」などのブランドでペットフードを生産し、国内外に供給している。
市場調査大手の英ユーロモニターによると、タイのペットフード市場は2023~27年の5年間に年率10%のペースで成長し、24年に560億バーツ(約2390億円)規模、27年に820億バーツ規模に拡大すると見込まれている。