【亜州ビジネス編集部】
タイ工業団地公団(IEAT)は、国内初となる循環型工業団地の開発に向け、東部の経済特別区「東部経済回廊(EEC)」の開発を管轄するEEC事務局と提携すると明らかにした。同事務局が管轄する土地2400万平方メートルのうち640万~800万平方メートルを活用し、持続可能で環境に優しい工業団地を造成する方針。投資額は約20億~25億B。工期は約2年を見込む。15日付ターンセタキットなどが伝えた。
IEATは作業部会を設置し、循環型工業団地の実現可能性や適切性を検討する。他方、EEC事務局は立地の選定を進めるほか、IEATへの情報提供なども行う。資源や環境に配慮したグリーンテクノロジー産業やバイオ・循環型・グリーン(BCG)経済を後押し、国内外からの投資誘致や雇用創出、経済成長に貢献する。